こんにちは! 特売プレスの担当「よっくん」です。
印刷用語は難しいですよね、というネタはあちこちにありまして、有名なのは、関東では「プロセスカラー」というところを、関西だと「レギュラーカラー」という、というのがありますが、今回は、オモテケイ、ウラケイのお話です。
DTP Transitさんのところで提示しているものを例にして述べますと「オモテケイ」。0.1mmの罫線のこと。ヘアラインとも呼ばれる。基本的にこれ以下の細い罫を使うと、かすれてしまうことがあるので注意したい。なお、イロケイ(カラー設定が行われている罫)の場合には、ウラケイ(0.4-0.5mm)程度にしないとやはりかすれてしまうことがある。印刷では、スミ版(黒)以外の版の網点は角度がついているため。実はこれ、厄介な事に用語と数値は必ずしも一致しない可能性があったりします。
いくつかの用語集や写植関係の文献を紐解いてみたところ、オモテケイ・ウラケイ・中細(太)罫の定義はそれぞれ以下になってます。
○写真植字機のテキスト(H7.5:第18版 モリサワ):0.1mm・0.5mm・0.2mm
○改訂版DTP最新用語辞典2000-2001(2000.4.30 IDG):0.1~0.13mm程度・約0.4mm・0.2mm程度
○タショニム・フォント見本帳No.5(2001.2.1:第7版 写研):0.12mm・0.4mm・0.25mm
Author:特売プレス(印刷会社)
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